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「編み物」で自尊心を高めよう

ようやく仕上がった!と喜びが大きいのが、多くの女性が経験した事がある編み物だと思います。仕上がりを楽しみにできる編み物は、その喜びの他にも多くのメリットを呼ぶようです。

「編み物」で自尊心を高めよう

不安やストレスの軽減

とある実験で30人の女性を対象にテレビゲーム、新聞、編み物、トランプをしてもらい、それぞれのストレス度を見てみると編み物をしている時が最もストレスが低くなる結果が出たそうです。また、編み物や縫い物などの反復動作を伴う作業をすると、天然の抗うつ剤と呼ばれるセロトニンが分泌される事も解りました。更にうつ症状のある被験者に編み物をしてもらうと、8割以上の人が楽しい気分になれたそうです。女性の多くが編み物を好む事や、編み物を趣味にする「手芸男子」が増えているのもストレスの軽減が理由になっているのかも知れません。

認知症や記憶障害の予防になる

認知症予防には頭と手先を使う将棋や麻雀が良いと言われ、高齢者が集まる将棋や麻雀サークルが人気のようです。これと同様に編み針や縫い針も手を使う作業で脳細胞が刺激されて、手と目の動きをうまく連携させる事で運動技能が維持されるのです。また、アメリカの研究によると編み物などの手芸を趣味にする高齢者は、記憶障害になるリスクが30~50%も低下する結果が出たそうです。確かに編み物は目を増やしたり減らしたりして編み上げますので、どこで編み方を変えたか覚えていないと仕上がりません。高齢者でも若い人でも手と頭を使うには良い趣味と言えます。

悲しみを忘れる手段になる

人は深い悲しみや喪失感を味わってしまうと何もする気がおきなくなりますし、外に出る気も無くなります。ですが、その状態のまま家でじっとしていても、悲しみを思い出してばかりで癒える事はありません。そんな時は編み物が癒しを与えてくれます。黙々と編み針を動かしていると意識は針に集中して、しばし辛さや悲しみを忘れさせてくれます。無心になって編み物を繰り返す事で少しずつ次の1歩を踏み出すきっかけになりますし、毛糸の感触やカラフルな色彩も気持ちを癒やす材料になるのです。嫌な事や悲しい事があって考える事にも疲れてしまう時は、編み物で無心になると良いかも知れません。

自尊心が高まる

自信を失っている時は何をしても上手にできないと思いがちです。そんな時も編み物をしてみましょう。編み物を続けるとどんどん新しい技術が身に付いてきますし、自己表現の手段を手に入れた気分にもなれます。そして1つの作品を仕上げる事でクリエイティブな気分も味わえますし達成感もあります。それが自尊心に繋がっていきますし、自分に自信も持てるようになるのです。ハンドメイクの良さはここにあります。

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